よりよい職場を目指して。社会人基礎力についての話

どうも。あっきーです!

以前に社会人としての心構えについてお話しましたが、今回は実際に社会人として働いていく中でどういった力が必要なのか?

また、それを養うためにどうすればいいのかについてセミナー講師から聞いてきたことをお話ししたいと思います。

今回の話も仕事の心構えの回とリンクしている部分もあるので併せて読んでいただけると理解度がアップすると思います。

前回の内容についてはこちらから↓

若手社員に告ぐ!仕事についての心構え9か条

 

社会人基礎力とは

大きく3つの能力12の要素で構成されています。

前に踏み出す力(アクション)

  • 主体性
  • 働きかけ力
  • 実行力

 

考え抜く力(シンキング)

  • 課題発見力
  • 計画力
  • 創造力

 

 

チームで働く力(チームワーク)

 

  • 発信力
  • 傾聴力
  • 柔軟性
  • 状況把握力
  • 規律性
  • ストレスコントロール力

 

主体性とは

「物事に進んで取り組む力」のことを言います。

調査によると企業が社員を採用するにあたり、この主体性と実行力を80%以上の企業が重視しているという結果が出ているそうです。

「自ら考えて行動する」ということは、仕事の目的を理解し、自分で目標を設定し、目標を達成するためにどうすればよいのかを考え、率先して行動に移せる人のこと。

考えているだけで行動しなければ何も変わりません。有言実行、最後までやり抜き、役割を果たすことで信頼を得ることができます。

「私が率先してやります!」「最後までやり抜きます!」

こんな言葉を発言できたらかっこいいですよね!

 

働きかけ力とは

「他人に働きかけ、巻き込む力」のことを言います。

「目的を共有する」=人の気持ちを動かして、協力しようと思ってもらうには、目的の共有が必要不可欠です。

何のためにやるのか、目的を理解し、納得することができたとき、人はやろうと思えるものです。

アサーティブ・コミュニケーションという言葉があり、日本語では「自己主張」と言いますが、アサーティブとは、他人を尊重し、その上で自分の意見を受け入れてもらうように主張するというニュアンスになります。

反対に、アグレッシブ・コミュニケーションとは、相手の意見は無視したり、聞き入れず、一方的に、さらには威圧的に物事を進めていくように主張することを言います。

この場合、たとえ意見が通ったとしても、周りが距離を置くようになったり、離れて行ったりと今後円滑に進むことはないでしょう。

「私は○○したいと考えていますが、あなたはどう思っていますか?」

こうゆうコミュニケーションの方がスマートですよね?

 

実行力とは

「目的を設定し確実に行動する力」のことを言います。

目標と目的を設定し、それをいつも意識して、実現に向けてやり抜くと決めて行動しましょう。

時には困難に感じたら自分を追い詰めるのではなく、ハードルを下げて軌道修正をしたり、また、余裕があればハードルを高くしたりとコントロールしていきましょう。

「絶対にやり抜く!」「簡単にあきらめない!」

どんな困難も乗り越えていける心が育っていくでしょう。

 

課題発見力とは

「現状を分析し目的と課題を明らかにする力」のことを言います。

課題発見力が足りないと、身の回りにある問題に気がつかなかったり、気づいても深く考えることを面倒に思ったり、現状をよく調べず思い付きで解決策を練って失敗してしまいます。

日頃から問題意識をもって情報を収集しているからこそ、努力や志によって成果となって現れます。

現状を正しく認識し目指す姿を考え、何を解決すべきかを考え抜くことが大切です。

「この職場が抱えている問題とは何だろう?」「この仕事にこんなに時間がかかっているのはなんでだろう?」

必ず解決策はあるはずです。

 

柔軟性とは

「意見の違いや立場の違いを理解する力」のことを言います。

柔軟性が足りないと、自分の意見に固執し、他人の違う考えや、感じ方を受け入れることができなくなってしまいます。

意見の対立が起こると、押し通すか、あきらめるか、いずれにしても満足のいく答えは得られない場合があります。

自分とは考えが違う人は、自分には持っていない視点を持っているということです。これを多角的に物事を見れるチャンスと考えれば自分自身新たなアイデアが沸いてくるかもしれませんよ。

「意見が違ってあたりまえだ」「対立が起きてあたりまだ」

論点をはっきりさせて落としどころを話し合いましょう。

 

ストレスコントロール力とは

「ストレスの発生源に対応する力」のことを言います。

ストレスコントロール力が足りない人は、ストレスを感じたときに、それに対応することが出来ず、気分が沈んだり、仕事に対する意欲をなくしてしまったりします。

周囲とうまくコミュニケーションが取れなくなって、孤立し、さらには自分を追い詰めて病気になってしまうこともあります。

生きていれば何らかのストレスは感じているはずです。うまく対処できる柔軟な心や、良い意味での緊張感やプレッシャーに変えていけることができれば今後の成長につなげていけるはずです。

「今日は仕事ミスしちゃったなぁ。ゲームでもして気晴らしだ」

好きなことをしてリフレッシュ!

 

まとめ

  • 主体性  指示を待っていてはダメ!
  • 働きかけ力  仲間の協力を得るために必要!
  • 実行力  目標を設定して取り組むことが大事!
  • 課題発見力  常にこれで良いのかと考えよう!
  • 計画力  最善の計画を考え、準備しよう!
  • 創造力  単なる思い付きではなくしっかり考えぬこう!
  • 発信力  相手の理解度を意識し、発言しよう!
  • 傾聴力  相手が話しやすい環境づくりを心がけよう!
  • 柔軟性  自分の考えに固執しすぎないこと!
  • 状況把握力  自分の力量を把握し何をすべきか考えよう!
  • 規律性  ルールを守り、自らの行動も律しよう!
  • ストレスコントロール力  耐えるのではなく、自らコントロールすることが大事!

 

最後に

社会人基礎力いかがでしょうか?

これを読んでくれた方で具体的に思い当たることや人がいるかと思います。

またこれは僕の主観も入っているので正しい、間違いというのはありません。

読んでいる人がどう感じ、どう思ったか。それぞれの思いが正解だと思います。

すべてはよりよい社会人生活の為に!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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