本を読むことの目的と頭に入らない人のための正しい読み方とは?

どうもあっきーです!

みなさん本は読みますか?

僕は以前までは本はほとんど読みませんでした。

ですが本好きの人がこう言っていました。

「本には先人たちが長い時間をかけて得た知恵や技術がわずかな時間とわずかなお金を払うだけで享受できてしまう」

ということを改めて聞いたときに、

「確かにそんなコスパのいい話はないな!」

と感じそれからは気になる本は、

「とりあえず目を通しておくか」

という意識に変わりました。

本好きと言えばお笑い芸人の又吉さんなど読書芸人としても有名ですよね。

彼は本当に読書が「好き」でもはや趣味としてのくくりに入ると思います。

 

今回はそういった好きか嫌いかではなく読書には効率よく知識を得ることが出来る「本の読み方」というものがあります。

今までの経験で、

「本を買って読もうとしたけど最後まで読めなかった・・・」

「読んだけど内容がほとんど思い出せない・・・」

など挫折してしまっていた人は今回紹介する方法で解決できると思うのでぜひ参考にしてみてください。

 

読書が嫌いな人・苦手という人の特徴とは?

本を読むということは文字を読んで(識字して)、頭で意味を理解していくということが必要なので集中力と頭が必要です。

本が苦手、嫌いという人の特徴に、

 

  • 単純に文字を読み進めるのが苦手な人
  • 親や先生などから興味のない本をじっくり読むように勧められた
  • 読書の良さ、必要性について特になにも教わらなかった

などがあり、幼少期の時に嫌な経験をしたり苦痛を感じていた人が多いようです。

本を好きになれとまではいかなくても、

「本は便利な情報を抜き出せるツール」

ととらえてこれから手に取ることができればいつか助けられる機会がやってくると思います。

 

3つの読書法で自分の目的を明らかにする

本の読み方は大きく分けて3つのパターンに分けられます。

それぞれに意味があり、3つをかけあわせてもいいですし、1つに絞って読んでいっても良いです。

自分自身の中でこの読み方を意識するだけで本を読みやすくなります。

1.スキミング・リーディング

新しい分野の知識を得たい。

「今の自分自身には知識がほとんどないもの」

などの全体の概要を浅く知るために用いる読書法です。

 

2.ターゲット・リーディング

自分自身の中で疑問に思っていたり、具体的なキーワードについて答えを知りたいと思っているときに用いる、

部分的に深く理解するための読書法です。

ターゲット・リーディングのポイントとしては、読む前に自分の中で質問を設定しキーワードを頭に浮かべておきます。

実際に本を開いてみて目的のキーワードを探し、見つかればその文章の前後を読んでみましょう。

知りたい答えはすぐ近くに書かれていることが多いです。

 

3.トレーシング・リーディング

最初から最後まで通して読むときに用いる「通読」という読書法です。

小説などはストーリー仕立てになっているのでスキミングやターゲット・リーディングのように飛ばして読んでしまうと内容がりかいできなくなってしまいますよね。

通読のポイントとしては行を指やペンでなぞりながら読んでいくと文字を追いやすく取りこぼしもなくなります。

これが慣れてきたら何も添えずに読んでいきます。

だんだんと読むスピードが速くなってきます。

 

内容を忘れないための具体的な読み方4ステップ

さてせっかくの多くの本をどれだけ読んだとしても覚えていなければそれは読んでいないのと同じことになってしまいます。

ここでは記憶に定着させる読み進め方について紹介していきます。

1.まずは目次を1章分だけ読む

大体の本はまず章のタイトルがあって、それに続いて大見出し、小見出しと続いて書かれています。

最初から本文には入らずにまずはこれだけを読んでおおまかな概要をつかみましょう。

2.本文をパラパラと読む

次に1章の本文に入りますが、ここは読まずになんとなくパラパラッとページをなんとなく見るような感覚で進めていきます。

内容は頭に入らなくても全然OKですが、そのときに単語とか言い回しとかなんとなく頭に残るようなイメージです。

なぜ最初にパラパラと読むのかというと人間の記憶は1度でも見たものや聞いたものは2度目は見やすくなると言われています。

これは

「プライミング効果」

と呼ばれていて、この心理を利用して読書における2回目のじっくり読み込むときの抵抗感を無くす効果があると言われています。

3.本の内容をアウトプットする

人は情報を取り入れたあとに自分の言葉でアウトプットすることによって記憶が定着します。

読書も同じで自分が為になったと感じた部分の内容を友人や知人、またはSNSなどで自分なりの言葉でまとめて発信してみましょう。

その情報もまた誰かの助けになるかもしれません。

 

まとめ

  • 本が読めないのはその本が「自分に合った本」ではないのでもっと簡単な本から選ぶ
  • 読書の主な目的とは自分に必要な情報だけを得ることなので最初から最後まで読み切らなくてもよい
  • 本の内容すべてを理解するよりも自分の中で最も重要な内容を忘れずに知識として使えるようになることが大切

 

最後に

読書の目的と読み進め方について参考になったでしょうか?

完璧主義者の人やもったいない病の人などはこうした

「本は全て一字一句読まなくてはいけない」

と無意識に思い込んでいたりするので、極端な話ですが最初の1ページ目に知りたい答えが書いてあったらもうその本は用済みとしてもいいと思います。

その他には読書してみたけどやっぱりどうしても活字は・・・という方は今はオーディオブックなど耳で聞ける本などもあり、無料で体験できたりするので、そうしたところから始めてみるのもいいかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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