どうもあっきーです!
今回も株について勉強しましょう。
前回はざっくり魅力についてお話ししましたが、今回は実際に株の取り引きをするとはどういうことなのか少し掘り下げてお話ししたいと思います。
前回の入門記事についてはこちら
超入門!株を始めるにあたっての基礎知識と5つのメリットとは?
株ってどういうもの?
株を発行しているのはどこかというと「企業」です。
企業は株を発行して投資家に買ってもらう(出資)ことで運営資金を集めます。
この出資してもらったお金には返済義務はなく利子を払う必要もありませんが、代わりに利益の一部をもらうことができるのです。
株主に与えられる権利
代表的な権利として、
「配当金を受け取る権利」
「株主総会で議決できる権利」
です。
一つ目の配当金は企業が利益を上げたときにそのときの利益の額と保有している株数によって額が変わります。
年に1から2回配られ、企業や業績によってバラバラです。
業績が悪く、利益が出なかった場合や企業の成長を優先させる場合など配当金は無し(無配)ということもあります。
二つ目は株主になると形式上は共同経営者の一人となります。
ですが企業の発行株式は数百、数千万株とあるので、個人が持つ株はその企業のおよそ1%程度で、実際に経営を左右するほどの株を買うとなるとかなりの大金が必要になります。
なので企業の大半の株を所有しているのは、社長を筆頭に取締り役員など企業の上層部の人達です。
株主総会
企業の経営権を持つ株主が企業経営に参加する場が「株主総会」です。
株主への配当金をはじめ、取締役の選出、社長の交代、解散などを決める力を持ちます。
その他企業の成長戦利略について社長に直接質問する場が与えれられ意見することもできます。
株主総会は来てくれた株主におみやげやイベントを実施する企業もあり楽しみしている株主も結構います。
実際の株主総会の様子はこちらで紹介しています。↓
すかいらーくホールディングス(3197)の株主総会へ行ってきたぞ!
株の価値と影響を与える要因
株の売買は証券取引所で行われています。
株価と呼び1株の値段は日々上がったり下がったりを繰り返しています。
東京証券取引所では日々数百万の株の取り引きが行なわれ、買いたい人、売りたい人の取り引きが成立したときに株価に変動が出ます。
買いたい人が多いと株価は上がり(高くなる)、売りたい人が多いと株価は下がります(安くなる)。
株の取引はこの需要と供給の関係で成り立っています。
影響を与える要因
- 配当金の増配、減配
- 企業の業績
- 円安
- 事業の拡大
- 国際情勢や政治
- 金利や為替相場
配当金が増えれば株を買いたい人が増え上がりますが、反対に減れば手放したいと思う株主が増えます。
円安になると輸出の企業の業績が上がり株価があがります。
そのほかにも新商品の発売で話題が集まると人気が高まったり、猛暑の天候が続くと飲料メーカーの業績が上がり株価も上がるなどさまざまな傾向があります。
株での儲け方は3種類
配当金
企業の利益を一部分配することで、年に1~2回受け取ることができます。
決算後に決められた配当額をもとに
「1株〇〇円」
という形で表記されます。
株主優待
企業からのサービスのことで、製品やサービスを株主に還元するものです。
保有株数によって数量や内容が異なる場合もあります。
この株主優待を受けるためには権利確定日に株主として名簿に記載されていければいけません。
登録まで3日営業日の日にちが空くことをを考慮して、前もって早めに購入しておく必要があります。
売却益
値上がりした株を売った利益のことで値上がり益、キャピタルゲインとも呼ばれます。
株を買った時よりも高い株価にあるときに売ることでその差額が利益になります。
多くの投資家がこの利益を目的に売買を行なっています。
反対に買った時よりも安い株価にあるときに売ることを売却損(値下がり損、キャピタルロス)と呼びます。
多くの人が考える株に対する恐怖心はこの売却損の部分だと思います。
最後に
株の取引きと株主の権利につて参考になったでしょうか?
株主優待と株主総会は実際にもらったり行ったりするとオリジナリティがあって楽しいですよ!
次回は実際に株を買うにはどうしたら良いかについて紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。