どうも。あっきーです!
今日は心理学の話でテーマは「恋愛の心理学」です。
恋愛における色んな現象を、心理学的観点からみたおもしろい内容になっているのでいくつか紹介していきます。
みなさん一度は感じたことや経験したことがあるかと思います。
一目惚れ
その人を見た瞬間に好きになってしまう一目惚れ。
アメリカの調査によれば一目惚れの相手と結婚した人は、離婚率が非常に低いということが分かったそうです。
アメリカの平均離婚率が50%ほどなのに対して、一目惚れで結婚し離婚をした人の割合は24%とかなり低い数字になっています。
なんとなく見た目だけで選んで付き合ったとしてもだんだん相手の嫌な部分が見えてきて最終的に別れちゃうんじゃないの?って思いがちですが、実際はそうではないようですね。
アメリカの心理学者であるジョン・マナーの実験によると、人が好き嫌いを判断する時間はわずか0.5秒。
また男性は好みの女性を見つけた場合はじろじろと見てしまう傾向があり、その平均の長さは8.2秒だったそうです。
世の男性は悟られないよう気をつけましょう(笑)
PEAホルモン
人が恋に落ちると脳内ではPEAというホルモンが大量に分泌されます。
この物質によって心が麻痺状態になって他のことが考えられなくなります。
その他にドーパミンも分泌され、興奮した状態になります。
一目惚れのメカニズム
代表的な仮説として以下の説があります。
- 相手の特徴を見て脳がすべての理想と錯覚してしまうから
- 顔のパーツや配置が相手と似ていることで瞬時に親近感を感じてしまうから
- 強い子孫を残すため特徴が異なる遺伝子を求めているから(女性の場合)
ボッサードの法則
これは遠距離恋愛中の方は不安にさせてしまうかもしれません。
これは物理的な距離も相手に好意を抱く決め手となるという法則です。
アメリカの心理学者ボッサードがカップル5000組を対象に調査をしたところ、33%のカップルがお互い歩いて行ける距離に住んでいて、12%は同棲を始めていたことがわかりました。
ボッサードは住んでいる場所が近いほど結婚に至る確率も高くなるということを結論付けました。
遠距離恋愛が難しいと言われがちなのもここにあって、赴任先や引っ越し先で他の異性に好意を抱いてしまった。
という話はよく聞きます。
遠距離恋愛は頻繁に電話やメールのやり取りを行なって、お互いの心の距離が離れないための努力が必要になります。
恋愛の相補性理論
人が相手に魅力を感じるときには2つのパターンがあります。
1つ目は、身体的、外見的に自分に似ている人に惹かれる傾向。
これを恋愛の類似性理論と呼びます。
2つ目は、性格的、内面的に、自分が持っていない特徴を持っている人に惹かれる傾向。
これが恋愛の相補性理論です。
アメリカンの社会学者のR.F.ウィンチは学生結婚をしたカップル25組に調査を行ったところ、お互いが自分の持っていないものを相手に求めているケースが多いことがわかりました。
以前までは似た者同士が惹かれあう「類似性理論」が主流とされていましたが、ウィンチは、
「お互いに持っていないものを持っているカップルの方が関係が長続きする。」
という説を唱えました。
ポール・ウィルソンの実験
「肩書き」というものは人それぞれ色々あり、それを気にする人気にしない人もいます。
オーストラリアのナショナル大学の教授、ポール・ウィルソンは大学の講義にゲストを招いた際、いくつかの大学生グループにそれぞれゲストの肩書きを変えて紹介しました。
1.「ケンブリッジ大学の学生」と紹介された学生グループはゲストの評価は低く、身長も低く推定されていました。
2.「ケンブリッジ大学の実験助手」と紹介された学生グループは学生と紹介されたグループよりも評価も身長も少し高く推定されました。
3.「ケンブリッジ大学の教授」と紹介された学生グループは学生や実験助手と紹介されたグループより更に評価も身長も高く推定されました。
以上から同じ人物でも肩書きによって頭がよさそうに見え、更に身長も実際より高く見えてしまうということが明らかになりました。
つまり、相手が何者かによって身体的特徴までが変わって見えてしまうという心理作用があります。
まとめ
- 一目惚れ・・・一目惚れで出会って結婚した人の離婚率は低い
- ボッサードの法則・・・物理的に近くの異性とは発展がしやすい
- 恋愛の相補性理論・・・お互いの持っていない部分に惹かれあう方が長続きしやすい
- ポール・ウィルソンの実験・・・肩書きによって同じ人物でも高くも低くも評価されてしまう
最後に
恋愛の心理学について参考になったでしょうか?
一目惚れの話でいうと女優の「石原さとみ」さんが一目惚れしやすいと有名みたいです。
あとはお笑いのネプチューンの名倉潤さんと結婚した渡辺満里奈さんも彼女の一目惚れだったそうですね。
このような恋愛の心理は他にいろんな研究があるのでまた今度紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。