どうも。あっきーです!
今回はメンタリストであるDaiGoさんの「後悔しない選択」という内容についての本を読破したので、その内容について話したいと思います。
みなさん過去を振り返ってみて、
「あの時ああしてればよかったな・・・。」
とか、
「あの時の決断はやっぱり間違ってなかったな!」
って思うこと絶対あると思います。
それは人によって同じ事柄でも後悔する人もいれば満足する人もいます。
「人生はいつも選択の繰り返し」
とも言われます。
できれば後悔よりも満足できた結果の方がいいですよね!
人には物事を選択する時、決まった「型」というものがあります。
それを知ることで後悔のない選択ができるという話です。
5つの意思決定スタイルとは?
人が何か選択をするときにこの中の5つのスタイルのいずれかにあてはまるといわれています。
1.合理的スタイル
選択肢に対して論理的に分析、比較して合理的に選択するタイプです。
決定までに時間がかかりますが、条件がそろっていればぶれずに選択できます。
2.直感的スタイル
数字やデータよりも、自分の感覚を重視するタイプです。
感情が大きく動いたときの決定は素早いですが、反対に悩み始めると時間がかかります。
3.依存的スタイル
成功者や経験者の意見をもとに他人のアドバイスに耳を傾け選択するタイプです。
難しい選択になるほど他人にゆだねてしまいます。
4.回避的スタイル
十分なデータがそろっていても最終決定を先延ばしにするタイプです。
選択すること自体を避けているため優柔不断になりがちです。
5.自発的スタイル
決めることそのものを重視するタイプです。
選択スピードと決断力はありますが、選択後に後悔する場合があります。
以上大きく分けてこの5つのタイプに分けられます。
アメリカのボーリング・グリーン州立大学の研究チームによると、
「正解を追っているように見えて自分の意思決定スタイルを満たすための選択に従っているだけに過ぎない」との見解があります。
つまり「自分で十分に考えて選んだもの」も、実はこの意思決定スタイルに従っているだけということになります。
マキシマイザーとサティスファイザー
意思決定スタイルには5つの種類がありましたが、選択した後の結果についてどう受け止めるかについても大きく分けて2つのパターンがあります。
マキシマイザー(完璧主義)
常に最高の結果を追い求めるタイプです。
このタイプは選択の結果に満足することがなく、常にストレスを溜めやすい傾向があります。
サティスファイザー(完了主義)
ある程度の結果で満足できるタイプです。
このタイプは、足るを知る状態にあるので人生の満足度が高いことがわかっています。
先の5つの意思決定スタイルに併せて人は結果の受け止め方もこの2つのどちらかに分類されます。
マキシマイザー度をチェック!
では実際に自分自身がどちらに当てはまっているのかを知るために心理学者であるバリー・シュワルツの作った「マキシマイゼーション・スケール」を使って6つの質問をするので答えてみてください。
それぞれの質問に対して採点は以下の通りです。
- まったくあてはまらない 1点
- 当てはまらない 2点
- やや当てはまらない 3点
- どちらともいえない 4点
- まあまあ当てはまる 5点
- 当てはまる 6点
- とても当てはまる 7点
YouTubeを見ていてそこそこ面白いと思っているのにもっと面白い動画がないか検索してしまう
今の仕事に満足していようが、常に良い職場を探すのは当然のことだと思う
友達や恋人へのプレゼントに悩むことが多い
DVDをレンタルする時、自分にとって最高のものを選ぼうと思い、悩むことが多い
何をするにしても自分に対して最高の基準を定めている
「食事のメニュー」「恋人選び」「仕事選び」など2番目に良いもので妥協したことがない
それでは質問6つのすべてを合計して6で割って平均を出してみましょう。小数点以下2桁までだしてみましょう。
5.5ポイント以上
約10%しかいない高レベルマキシマイザーです。
自分の選択の結果ついて寛容にならなければ情報にあふれる現代では苦しむことになります。
5.4~4.75ポイント
典型的なマキシマイザーです。
さらに良い選択肢を求めてストレスを感じてしまいがちです。
ほどほどで足ることを知れば楽に生きられるようになります。
4.74~3.24ポイント
マキシマイザーの要素を併せ持ったサティスファイザーです。
選択の種類や結果の感情によって満足度が変わってきます。
強い執着やこだわりはなるべく抑えるようにすると良いです。
3.24~2.6ポイント
典型的なサティスファイザーです。
選択の結果にほとんど思い悩むことはないでしょう。
加えて合理性を追求していけば後悔しない選択が上手くなるでしょう。
2.5ポイント以下
全人口に占める割合の約1%しかいない高レベルサティスファイザーです。
選択の結果に満足しているのでストレスのない人生を送ることができます。
さて、あなたはマキシマイザー・サティスファイザーどちらでしたか?
合理的スタイル×サティスファイザーを目指そう!
先のアメリカのボーリング・グリーン州立大学研究チームの結果、選択に対して結果の満足度が一番高かったのが「合理的スタイル」の人達であったことがわかりました。
判断材料を時間をかけて丁寧に分析、比較した上で選択しているので、
「あの時はこの選択が最善だった」
と自分の中で納得できるからと考えられます。
また合理的スタイルの人は周囲から見ても合理的で論理的で筋が通っていて納得できるといった評価につながったそうです。
今回のまとめ
- 5つのスタイルのうち自分はどのタイプなのかを知る
- 自分はマキシマイザーなのかサティスファイザーなのかを知る
- 選択のタイプは合理的スタイルが優位に働く
- 結果に対しての満足度が高くストレスを感じにくいのはサティスファイザー
最後に
「選択のタイプ」と「結果の受け止め方」について話しました。
「合理的に選択して、その結果に満足する」というのが後悔しない選択をするということにつながります。
「世の中には完璧なものなどない」
ということを理解することができれば人生はもっと豊かな人生を生きていけると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。