どうも。あっきーです!
今回はコミュニケーション関連で心理学についていくつか紹介したいと思います。
この記事を読むことによって、主に仕事関係での相手へのものの頼み方をほんの少し変えてみるだけで思うように動いてくれるようになる方法がわかります。
それでは内容にはいっていきましょう!
1.言葉遣いの法則
年下に対するきれいな言葉遣いが、信用を深める
日本語には敬語とそうでないいわゆるタメ語というものがありますが、上司や先輩、自分より年が若いとかで下の人に対しては尊大な言葉を使っていませんか?
「自分の方が上」という気持ちが強く出ているとつい乱暴な言葉も口をついて出てしまうものです。
「さっさとやれ!ちゃんとやれ!」
こう言われたら部下といえども素直に従おうとは思わないでしょう。
「○○さん、この資料確認してもらえますか?」
「○○さん、どうですか?」
人を動かすのがうまい上司が共通してやっていること、それは丁寧な言葉を使うことです。
2.フット・イン・ザ・マウス・テクニック
挨拶も返せなければ誰も話を聞こうとはしない
「明るく元気なあいさつをしましょう!」
子供の頃いつも教えられてできていたはずなのに大人になるにつれなぜできなくなってしまうのでしょうか。
あいさつは人間関係の基本です。
相手もあいさつをされて嫌な気分になる人はほぼいないでしょう。
普段からあいさつをしていれば相手の心は開いていきます。
そしていざという時の頼みごとも受け入れてもらいやすくなります。
3.トップ・オブ・ザ・ライン・テクニック
内部情報を伝えてあげると、相手の心は揺れ動く
商品にランクが分かれている場合なら、最高級の商品から勧めると10%以上の顧客が上の方のランクを選ぶといった統計がでています。
なぜかというと、ノースアリゾナ大学の調査ではCDプレイヤーの購入希望をさせるとき、最高級品が1,500ドルすることを告げると、199ドルの品を選んでいた人の23%が299ドルのものへ変更し、15.4%が399ドルのものへ、30.8%が499ドルのものへ変更したといいます。
3人に1人が最初より300ドルも高いものを選ぶという結果になりました。
セールスをするときほとんどが安い方から提示すると思いますがこれはまさに逆のテクニックです。
最高級の商品から提示することで全体の10%ほど高い商品の成約率が高まります。
人間は心理として中間のものを選ぶ傾向があります。
4.オプション・テクニック
2つ以上の案を提示し、相手に選ばせることで「自分の決断」と思わせる
何か購入したい顧客に対して一つの提案を話すだけでは顧客からすると「押し付けられている」と感じ、不快な気分になります。
それがあくまで最善案であってもいくつか案を提示し、相手に選ばせることで「これは自分で選んで決めたもの」としてもらえば気持ちよく解決する場合があります。
「この仕事とこの仕事を頼みたいんだけどどっちがいい?」
こうすることで頼まれた仕事は、押し付けられた仕事ではなく、自分で選んだ仕事に変わります。
5.立場逆転説得法
自分自身の立場に置き換えて考えさせることで納得させる
相手から無理難題をふっかけられたときはぜひこの方法を使ってみてください。
「もしあなたが私の立場ならはいと言えますか?」
「こちらの立場も少しは考慮してください」
ほとんどの人間は自分の都合や立場しか考えておらず、相手のことは二の次です。
ですがこうしてこちら側の視点に立たせることで、いかに身勝手な要望をしていたかに気付いてもらえます。
私たちは考えるきっかけを与えられるまではなかなか相手の立場はわからないものです。
6.しっぺ返し戦略
強気には強気で臨めば侮られない
交渉のテクニックの一つで使われる方法です。
相手が強気の提案をしてきたらこちらも強気の提案を持ちかけ、ソフトな態度なら協力的な態度を見せるといった方法です。
日本人は相手が強く求めてくるとそれに答えなければという気持ちが強い人種です。
相手の要望も受け入れますがそれと同等の条件も要求するというのが交渉の基本です。
7.ホットドリンク効果
お願いの前の温かい飲み物には魔法の効果がある
私たちの心は温かいところにいると温かくなり、冷たいところにいると冷たくなります。
人間の心身は環境や状況の影響を受けやすいのです。
物理的な温かさは心理的な温かみも生み出し、それを感じた人は他の人に対しても温かい反応になります。
なので何が頼み事をする前はホットドリンクで物理的に温かくさせることでOKをもらいやすくなります。
夏の暑い日の商談の場合、冷たい麦茶で一杯目は世間話、そして温かいお茶を出したところで本格的な商談と行けば契約を取れるかもしれません。
最後に
人を動かす心理学について参考になったでしょうか?
どれか使えそうだなと感じたものはぜひ使ってみてください。
他にも面白い心理学はまだあるのでまた次回に紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。